名前バスティオン(E54ロボット・ユニット)
誕生日不明(32歳)
職業兵士
活動拠点スウェーデン、ヨーテボリ
所属なし

54-ロボット・ユニット(通称バスティオン)はもとは平和維持のために作られた兵器であった。オムニッククライシスではオムニック軍のほとんどを占め、オムニッククライシス終結後でも戦争の象徴として未だに恐れられている。
オムニッククライシス終結から10年以上経った頃、クライシスも終結しようとする頃の戦場で大きなダメージを負い、その機能を停止していた一体のバスティオンが再起動した。その機体は苔におおわれ小鳥が巣を作っているような状態だった。
目を覚ましたバスティオンは故障のせいか人類への敵対心は消え、自然に興味を持つようになっていた。自身の体に巣を作っていた鳥「ガニメデ」と共に森の中を放浪するのだった。だがプログラムはそれを許してはくれない。キツツキが木を突く音を銃声と勘違いしたバスティオンはアサルトモードに変形、銃弾の嵐で森の木々を薙ぎ払ったのだ。自分の行動に困惑するバスティオン。自然との共存は無理なのかと悩むのであった。
ある時、地元住人に発見されたバスティオンを駆除するという声が上がる。それを聞いたトールビョーン(バスティオン設計者の1人)はその駆除作戦に加わる。明らかに戦時中のバスティオンとの違いを感じ取ったトールビョーンは駆除ではなく保護という形でバスティオンを引き取る。命令を聞かなければ破壊するという取引をし、バスティオンはトールビョーンの工房でガニメデと共に暮らすのであった。